モノシリ沼

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〜モノシリ沼とはモノにハマるとぬけられない?困った沼。そんな沼人たちの1970年代〜80年代 Made in U.S.A. アウトドア用品の温故知新ブログです〜
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温故知新「THE NORTH FACEの語源・デザイン考察」

1970年代中頃からアメリカ本国での評判と共に製品が日本国内でも購入できる様になったTHE NORTH FACE。
本物のヘビーデューティーとは何かを伝授してくれた雑誌で見た製品は、日本国内では決して作れないであろう恰好良さとクオリティの高さに衝撃を受け憧れたものです。

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン

 

創業は1968年、NORTH FACEとは世界三大北壁(アイガー・マッターホルン・グランドジョラス)の一つ、難関ルートであるアイガー北壁から命名と40数年信じていましたが、昨今ネットで見るブランド説明には『1966年創業・YOSEMITEのハーフドームマークのノースフェイス・・・・・』など「えっ!」と思う記事が散見される事態に。

 

1966年最初の創業者は後にエスプリを作ったダグラス・トンプキンス氏ですが、この頃はバークレー直営店も無く、北壁マークも無いTHE NORTH FACEのロゴのみのサンフランシスコでのスタートでした。

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 創業者ダグラストンプキンス

(↑ゴールドウィン社 The North Face カタログより引用)

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 1968年のロゴデザイン

(↑ The North Face 1969年米国版カタログより)

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 記事(3)

(↑ゴールドウィン社 The North Face カタログより引用)


THE NORTH FACEはトンプキンス氏がフランス人兄弟に売却後、ケネスハップ・クロップ(表記は別も有り)氏が買い取り、リテイルショップをGILMAN AVE(今はアウトレット・本社工場もあった)と名門大学UC バークレー校正門前のテレグラフアベニューにオープン。

 

1984年に訪れた時、ドキドキと感動を感じつつテレグラフアベニュー直営店のブラス製ドアノブを回した記憶は40年近く経った今でも鮮やかに思い出します。


そんな思い出深いノースフェイスの創業年、語源・ロゴデザインについて考察したいと思います。

 

近くにリテイルショップを構えたSIERRA DESIGNS創業者2人も、ケネスハップ・クロップ氏も共にバークレー校からほど近いユニバーシティアベニューにあった名門SKI HUT(スキーハット)から始まっています。

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 バークレーのSKIHUT


SIERRA DESIGNSのリテイルショップとごく近い場所にあるノースフェイス。
SIERRA DESIGNSのマークは何回かの変遷は経ているものの、YOSEMITEにあるハーフドームと、木が数本の基本デザインとなっています。

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 記事(18)

当時、登山用品の機能やデザインなどヨーロッパが主流の時代、本格的な製品と登攀技術もヨーロッパが牽引しながらアメリカへ伝わった事は、その頃のノースフェイス「カタログ」にはオリジナル製品よりもヨーロッパ製品が多数掲載されていることからも分かるでしょう。


そんな近隣にある同じアウトドアブランドが同じハーフドームをロゴマークにしたでしょうか?

 

驚くことに1982年に会社説明会に訪問したノースフェイスの輸入代理店ゴールドウィン社での取り扱いブランドの紹介で画面に流れた説明にも「アイガー北壁から名前を取ったザ・ノースフェイス」とブランド紹介ナレーションの声で紹介されていましたし、当時のノースフェイスの国内カタログやアウトドア誌にも記述されていた事が以下の参考写真でも分かります。

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 北壁のロゴデザイン

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 記事(6)

(↑ゴールドウィン社 The North Face カタログより引用)

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 記事(7)

(↑ゴールドウィン社 The North Face カタログより引用)

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(8)

(↑小学館 Be-Pal誌より引用)

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 記事(9)

(↑小学館 Be-Pal誌より引用)

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 記事(10)

(↑クオリティマガジン・ライトアップ別冊ザ・カタジン誌より引用)

 

これらの文献からも1970年代に日本に紹介された「アイガー北壁を語源とする企業名」「三大北壁をデザインしたロゴマーク」が自然と受け入れる事が出来ます。


YOSEMITEにあるハーフドームは横から見るとノースフェイスデザインに酷似しているのは確かですが、当時の説明では三大北壁、アイガー・マッターホルン・グランドジョラスを並べたデザインと記述している事から、「ハーフドームをモチーフにデザインした新しいロゴ・・・」(50th P35紙面)を読んで驚いたのは自分だけではないはずです。

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(11)

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(12)

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(13)

 

確かにハーフドームからインスパイアされたのでしょうが、THE NORTH FACEの語源は「アイガー北壁、若しくは三大北壁であり、マークも三大北壁由来であり、ハーフドームのイメージを重ね合わせたデザインとなった」と説明するべきではないでしょうか?

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(14)

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(15)

 

そして創業年・・・老舗SKI HUTやCANP7、ALPINE DESIGNSなどに比べると中堅どころに位置付けされる印象のノースフェイスですが、長い間創業年1968をTシャツやショルダーバッグ等に記載していたのに、最近は代理店が堂々と1966と印刷した商品が出回っている不思議。

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 印刷物 1966


「少しでも古い創業であるかの様に刷り込もうとしているのか?」と考えてしまうのは、今の日本政府の数々の隠蔽、改竄と重ねてしまうからでしょうか。

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(16)

 

 

【追記】2020.5.16

アウトドアブランドの歴史を詳しく解説なさっているUSのウェブサイト『Compass: Charting the Evolution of Outdoor Gear』さん(モノシリ沼の掲載写真も何故かここに転載されています)。ノースフェイス社の歴史の記述がありますので創業期1960年代のものを抜粋して転載します。

 

(以下ウェブサイト『Compass: Charting the Evolution of Outdoor Gear』より転載)

 

The North Face History

 

1964

The North Face started as a small retail and mail order operation, in San Francisco, by Doug Tompkins with $5,000

name chosen because the north face of a mountain is generally the most formidable to climb, i.e., the north face of the Eiger

sells own brand outdoor gear, eg., sleeping bags labelled ‘Made for The North Face by Sierra Designs.’

 

1967

Doug Tompkins sells The North Face's two stores (also Palo Alto) for $50,000 to brothers Glen and Arne Hiersoux

 

1968

Dick "Hap" Klopp buys three TNF retails store, with designer Justus Bauschunger as a minor shareholder

Jack Gilbert employed (stays for 20 years)

move to Berkeley, and with a few sewing machines manufactures the first TNF gear in the back of the store.

 

1969

the Sierra parka hits the market and becomes a classic in down outerwear.

 

ノースフェイス ロゴの由来を考察 THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新 ロゴデザイン(19)

 

 

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Moss Tent OPUTIMUM 350 モス・オプティマム350の全容

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moss 1970s optimum350 tent team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 昨年末に続きチームマリリンと二度目の屋外ミーティングは入荷ホヤホヤ、数日前にアメリカより届いたMoss Tent コットンテント OPTIMUMシリーズ4モデルの中の350のお披露目。

張り方は200と同じ手順ながら、本体U字型ポールの径も太くパーツが大きいので労力も1.5倍!

金属パーツやペグの形状から自分の200より古い個体であることが分かります。

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(1) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(2) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(3) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(4) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(5) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(6) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(7) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 床の形状は十字(赤十字と同じ)、200の出入口は一か所ですが350は前後に二か所あり使いやすい仕様になっています。

モスキートネットがベルクロで取り付ける意図はビルモス亡き後、調べようが無いのがなんとも残念。

今回はフライシートを付けない本体のみのお披露目でしたが、Mossの優美な曲線で構成された形状はその大きさと共に圧倒的な美しさを醸し出しています。

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(8) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(9) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新


moss 1970s optimum350 tent 設営(10) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(11) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(12) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent 設営(13) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent ブランドタグ team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss 1970s optimum350 tent カタログ team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 さすがMossの正当な系譜のチームマリリン、OPTIMUMカタログの一葉の写真にある二脚のNychairチェアも用意されビル・モスが最初に作成したと言われるPOP TENTが隣に鎮座する姿に正当な血統と進化、短命ながら伝説になったテントアーティストの造形に心が惑わされます。

 

moss 1970s optimum350 tent 入り口 team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss nychair(1) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss nychair(2) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss POP TENT(1) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss POP TENT(2) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss POP TENT(3) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss POP TENT(4) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss POP TENT(5) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

moss POP TENT(6) team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新


 Moss OPTIMUM 200・350の他に700・1500と超弩級のコットンテントが存在していました。

 

moss 1970s optimum tent catalog team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

200の次は350購入計画を履行しなかったのが良かったのか、いや、購入しておくべきだったとの思いが交錯する何とも甘酸っぱい贅沢な体験となりました。

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Aフレームテントの傑作 The North Face MOUNTAIN TENT ノースフェイス「マウンテン・テント」

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ノースフェイス1970年代カタログ掲載のテントのイラスト THE NORTH FACE Mountain Tent モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 1968年の創業以前のThe North Faceのロゴだけだったカタログに掲載されていたA型フレームテントはこのMountain TentとTuolumne Tentです。

 

ノースフェイス 1960年代カタログ THE NORTH FACE モノシリ沼 555nat.com 温故知新

ノースフェイス 1960年代カタログ掲載 THE NORTH FACE Mountain Tent モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

冬や荒天時用に設計された遠征隊仕様のMountain Tentの収容人数は2名。
テント入り口は冬山仕様の2か所にあり、A型にジッパーで開閉するメイン出入口ともう一方にはトンネル型吹き流し状の出入口、その上部に小型の円形ベンチレーションが付き、もちろん全ての箇所にはメッシュが装着され換気は万全。

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (3) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (10) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (12) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (13) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (6) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (5) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代カタログ掲載 THE NORTH FACE Mountain Tent モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (4) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (11) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 風雨を遮るため縫い目を最小にしたバスタブ形状のフロアは長方形で、後に販売されるA型テントのSIERRAを加え、3種類のA型テントの中ではもっとも広い面積は冬用装備を収納するスペースとなります。

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (8) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 本体とボトムがセパレートになったA型フレームテント全盛期にあって、テントボトムと本体が縫い付けられ一体となったNorth Face A型フレームテントは、テント周りに雨対策の地面を掘る労働からも解放されました。

 

 テントを安定させるための本体からの張綱は左右に二本、Aフレームテントの欠点は居住スペースキャノピーの閉そく感ですが、下部はこの二本の張綱効果と相まって意外と快適。

 

 風の影響力を受けない送電線と同形状の懸垂線状カッティングは、直線で作られ強風でバタつくテントとは一線を画す先端のデザインでした。

 

ノースフェイス 1970年代 THE NORTH FACE Mountain Tent (9) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 1981年Fall−Winterカタログを最後に姿を消したMountain Tent、残った2種類のToulme、Sierraも1982年を最後に表舞台からエンディングを迎えました。

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冬が来れば思い出す〜♪ Coleman No518 Catalytic Heater キャタリティックヒーター

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Coleman No518 Catalytic Heater  (1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

1970年代はBack Packingの洗礼を受けながらも1980年代には徐々に軟派なオートキャンプへと移行しつつありました。

テントも大型化しクーラーボックスや2バーナー等も着々と購入していたこの頃、寒い季節もキャンプへ行きなさい、と会社のお姉さまが誕生日プレゼントしてくれたのがこのColeman No518キャタリテックヒーター。

 

愛情こもったプレゼントゆえの使用感は、年上の女性の様なほのかな温かさ、でありました。

 

数回の使用で長い眠りについたキャタリテックヒーター、色褪せる事の無い思い出と同様、当時のままの姿で健在です。

 

Coleman No518 Catalytic Heater  (2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

Coleman No518 Catalytic Heater  (3) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

Coleman No518 Catalytic Heater  (6) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

Coleman No518 Catalytic Heater  (4) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

 

Coleman No518 Catalytic Heater  (5) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

Coleman No518 Catalytic Heater  (7) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

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極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag「Triple Down Filled Sleeping Bag」

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (10) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

1950年代、創業者のJack Stephensonと妻のJoanは多くのアウトドアブランド創業者がそうであった様に、自分たちが満足できるアウトドアギアを制作し始め、1958年にKELTYの店で発売されたのがSTEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag「TRIPLE BAG」。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (10) モノシリ沼 555nat.com 温故知新


Woodlanp Hills CALIF 891364で創業、その後、雄大な自然に囲まれたGilford N.Hに移動、創業者から経営を受け継いだWilliam StephensonがWellingtonz COに転居し、独特な形状のWARMLITEテント、独創的なSleeping Bagは数少ないMADE IN USAを頑なに守り今も健在なのは親族経営を続けてきた老舗ブランドならではと言えるでしょう。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (7) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

日本のバックパッキング黎明期、芦沢一洋氏著「バックパック入門」でセクシーな写真と共に掲載されたWARMLITE テントに衝撃を受けた読者も多かったのではと推察致します。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (5) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (11) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

独特な形状のテントはWARMLITEと名称され、各種の大きさが用意されています。
室内の熱気を遮るアルミ蒸着生地(現在は終了)や各種のオプションが用意され、カラーも選べるカスタムメイドは現在も継承されています。

 

今回紹介するのはGilford N.H時代にカスタムオーダーしたSleeping Bag「Triple Down Filled Sleeping Bag」。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (14) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (15) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (カタログ) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (11) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (12) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (22) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (17) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (19) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (20) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (9) モノシリ沼 555nat.com 温故知新


オーダーの初めにBag Girth(スリーピングバッグの幅)56,60,64,70,76を選ぶことから悩みは始まります。


スリーピングバッグ下部は使用者の自重でダウンが潰れ保温力が無くなることから軽量化のためダウンは封入されておらず、DAMと呼ぶオリジナル ダウンフィルマットレスを挿入します。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (24) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (23) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (25) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (31) モノシリ沼 555nat.com 温故知新


このDAMはエアーマットレスですが、驚くことにダウンが封入され、地面からの冷たい冷気を遮断し上質なダウンの掛布団(そう表現するしかない!)と相まってフオームパッドや今では当たり前のサマーレストなどでは味わえないでは極上な寝心地を約束してくれるでしょう。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (21) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

DAMへの空気はバッグ収納のスタッフバッグがポンプの役目を果たしてくれるのも面白いアイデア、持ち運び出来る小型エアポンプ「Camp-Tek Pump」も別売りで販売。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (27) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (28) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (26) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (29) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (30) モノシリ沼 555nat.com 温故知新


二枚重ねの掛布団部は寒い季節に、温暖な季節にはそれぞれどちらかの一枚を軽量なジッパーで装着、まさにTRIPLE DOWN SLEEPING BAGの使い勝手の良さです。

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (16) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

極上の寝心地 STEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag Triple Down Filled Sleeping Bag (13) モノシリ沼 555nat.com 温故知新


テントもスリーピングバッグも素材の変遷(もちろん素材の進化に応じて)はあったものの、形状はそのままに60数年!完成されたデザインの証です。


現在の価格は$1000以上するものの、希少なMADE IN USA、老舗ならではのヒストリーを纏い極上な寝心地を提供してくれるSTEPHENSON‘S WARMLITE Sleeping Bag「Triple Down Filled Sleeping Bag」、これ以上のスリーピングバッグは望めませんので「お買い得」と言えるでしょう。

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追悼 田渕義雄氏

JUGEMテーマ:地域/ローカル

追悼。田淵義雄氏(1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

シンプルで自分を偽らない素敵なライフスタイル、肩肘張らず週末テント暮らしの素敵さを週末遊牧民と呼び、MOSS TENTの素敵さを伝道してくれた田渕義雄氏が逝去されました。


1983年の4WD入門はSUBARU レオーネ、大型テント入門はEUREKA、MOSS TENT入門も田渕氏の教えを実践した結果でした。


1980年中頃、毎週末通っていた金峰山麓の廻り目平キャンプ場からの帰路に立ち寄った際は、物憂げそうな会話に少し戸惑いながらも、帰り際に頂いたMOSS TENT WORKS 1984年カタログは宝物。

MOSS OPTIMUM200はまだ見た事が無いと聞きREIにスペシャルオーダーし、届いた事を連絡すると、廻り目平に初張したテントを見にカメラ持参で来ていただいた事もありました。

廻り目平散策の帰路に愛犬ジロー君と奥様と立ち寄ってくれた事も懐かしい思い出です。生活に追われ、廻り目平へも足が遠のきながらも、川端下で素敵な生活を変わらず続けている記事を目にしては、あの頃を懐かしく思い出していました。
田渕氏が旅立たれたとの報に、いつまでもあると思っていた指針が無くなった様な気持ちです。


心より御冥福をお祈り致します。

 

追悼。田淵義雄氏(2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

▼田渕義雄氏がビーパル誌でMOSS TENT WORKSを訪問した記事

追悼。田淵義雄氏(3) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

▼田渕氏の家を訪ねたときの帰り際に頂いたMOSS TENT WORKS 1984年のカタログ

追悼。田淵義雄氏(4) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

追悼。田淵義雄氏(5) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

追悼。田淵義雄氏(6) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

追悼。田淵義雄氏(7) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

追悼。田淵義雄氏(8) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

追悼。田淵義雄氏(9) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

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聖地バークレー 1984

ベイブリッジを渡ると聖地バークレー、まず『SIERRA DESIGNS』が迎えてくれます。

UCバークレー校へ向かうユニバーシティAVE.、右に『SIERRA DESIGNS』、左に『ノースフェイス』工場、『REI』。

直進してUCバークレー校の雰囲気が濃厚になる距離に名店『SKI HUT』がありました。

 

聖地バークレー1984 テレグラフアベニュー モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

▼SIERRA DESIGNS 外観

聖地バークレー1984 sierra designs シエラデザイン(1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

聖地バークレー1984 sierra designs シエラデザイン(2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

▼SIERRA DESIGNS 店内

聖地バークレー1984 sierra designs シエラデザイン店内(1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

聖地バークレー1984 sierra designs シエラデザイン店内(2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

▼THE NORTH FACEの創業地(その後アウトレットストアに)

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE 創業地 モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

▼REIバークレー店外観

聖地バークレー1984 THE REI駐車場 モノシリ沼 555nat.com 温故知新

ここの駐車場から『ノースフェイス』工場が見える。この周辺は『ネイチャーカンパニー』や『SNOW LION』などがあった。

 

▼THE NORTH FACE 工場

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE 工場 モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

▼THE NORTH FACE テレグラフAVE.リテイルショップ外観

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE テレグラフアベニュー リテイルショップ(1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE テレグラフアベニュー リテイルショップ(2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

▼THE NORTH FACE 店内

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE テレグラフアベニュー リテイルショップ店内(1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE テレグラフアベニュー リテイルショップ店内(2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE テレグラフアベニュー リテイルショップ店内(3) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

▼THE NORTH FACE 店内トイレ

聖地バークレー1984 THE NORTH FACE テレグラフアベニュー リテイルショップトイレ モノシリ沼 555nat.com 温故知新

 

▼MARMOT MOUNTAIN WORKS リテイルショップ外観

聖地バークレー1984 Marmot Mountain Works マーモット・マウンテンワークス(1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

▼MARMOT MOUNTAIN WORKS リテイルショップ店内

聖地バークレー1984 Marmot Mountain Works マーモット・マウンテンワークス店内(1) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

聖地バークレー1984 Marmot Mountain Works マーモット・マウンテンワークス店内(2) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

聖地バークレー1984 Marmot Mountain Works マーモット・マウンテンワークス(3) モノシリ沼 555nat.com 温故知新

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MOSS 1970s Trillium Tent & team Marilyn モス・トリリウム・テントとチーム・マリリン。デイキャンプの巻

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moss tent works 1970s trillium team Marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

ご無沙汰しております。皆さま、お変わりございませんでしょうか。

長いことタイムトラベルに出ておりましたモノシリ沼王が1975年の米国バークリーから帰って来ておりましたので近況報告を少しばかり。

時期を同じくして、モノシリ沼に客人がありまして、モノシリ沼王を囲んでデイキャンプにでも出かけようかとなりました。

客人は1970年代の MOSS TENT WORKS よりお越しになりました、ビル・モスのポリシーを継承するモステント直系の流れの皆さん、team Marilyn の方々です。

デイキャンプ当日。まさかの小雨模様でした。

せっかくだからと、 team Marilyn はモスのオフィスの倉庫から持ってきたという『トリリウム』テントを設営。このテント、プロトタイプか初期ロットのものらしく、手作り感を感じる工夫と美しさがありました。モノシリ沼王が所有している『トリリウム』と比べると、ポールの材質やジョイントハブのデザインなどが違っており多くの改良が加えられて進化した形跡がわかりました。たいへん貴重なテントを見せていただきました。

moss 1970s trillium tent team marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

一方、われわれはモノシリ沼王の『オプティマム200』コットンテントを久々に設営しました。設営にはオプティマム特有のコツが必要なので、沼王の指導のもと、今回はフライなしの本体のみを立ち上げました。

コットンテントが誇る気持ちのいい空気感と居住性。美しい曲線美を team Marilyn の皆さんと共に味わいました。

moss optimum 200 tent モノシリ沼 555nat.com 温故知新

moss optimum 200 tent team Marilyn モノシリ沼 555nat.com 温故知新

モノシリ沼王所有のテントを10種類ほどモスのものを中心に準備しましたが、雨のため設営できずに残念でした。

客人の team Marilyn の皆さん、小雨のデイキャンプ、お疲れさまでした。またこちらの時代に来る機会がございましたら、モノシリ沼にお立ち寄りください。

 

それとモノシリ沼の近況をもうひとつ。

モノシリ沼に新しい住人が増えました。隣りの沼からやってきたモノシリ沼人見習いのタケちゃんです。今回のデイキャンプにもちょっと遅れて参加。並外れた撤収能力の高さを発揮してくれました。キャンプサイトにタクシーで乗りつける豪快な一面のあるナイスな人間です。よろしくお願いします。

 

*モステント関連記事はこちら → モノシリ沼 Moss Tent

 

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アウトドアのバイブル、The New Complete Walker ニュー・コンプリート・ウォーカー

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モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (1)

モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (4)

アウトドアのバイブルと言えば、コリン・フレッチャー/Colin Fletcher著の「The New Complete Walker/ニュー・コンプリート・ウォーカー」です。この本は1968年に出版された「The Complete Walker」がアップデートされて1974年に出版されたものです。

1968年版の「The Complete Walker」は残念ながら日本語版が出版されることはありませんでしたが、改訂版の1974年発行「The New Complete Walker」は米国での出版から遅れること4年、1978年に日本語版「遊歩大全」として国内発売されました。

翻訳は日本に欧米型のアウトドアライフスタイルを紹介し根付かせてくれた先人のひとり、芦沢一洋氏の手によるものでした。さすがにとても分かりやすい内容で訳されています。ご興味のある方はぜひ日本語版を手に取ってみてください。

モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (2)

モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (3)

さてそんなアウトドア・バイブル、「The New Complete Walker」日本語版は北米アウトドアスタイルに首ったけの当時の自分には憧れの書物でした。当時の販売価格は1,600円。非常に高価な本でした。しかも上下巻の2冊構成。2冊購入するとなると3,000円超え。10代後半の自分にはかなり痛い出費だったことを思いだします。

バイブルのページをめくってみると文字ばかり。少し前に発売されていた写真満載のカタログ本「Made in U.S.A.」や豊富な写真やカッコいいイラストの掲載されているアウトドア・メーカーのカタログにすっかり慣らされてしまっていた身には戸惑いを隠せない文字の多さでした。

ところどころに挿絵のようなイラストが載っています。説明のためのものはお世辞にも上手だとは言い難いものばかり。イメージで描かれたイラストは上手に描かれていましたが、それは日本語版だけに加えられたイラストだとわかりました。

いずれにしろ、「The New Complete Walker」はアウトドアのバイブル。写真がなくても、イラストが少なくても、文句を言ってはいけないものだと、しきりに自分を納得させたものでした。


モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (14)

オリジナル「The New Complete Walker」(英語版)と日本語版の違いは追加されたイラストだけではありません。大きな違いがもう二つ。

なんと「The New Complete Walker」(オリジナル英語版)は上巻、下巻の2冊ではなくて1冊でした。しかも本のサイズも違う。日本語版の約1.6倍の大きさです。タテ24センチ×横15.5センチ、厚さ3.8センチ。まさにバイブルという名に恥じない風格、重厚なハードカバーでした。

モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (12)

日本語版の小さなサイズ、薄い表紙、ビニールのカバーなどはどうしても見劣りしてしまいます。せっかくのバイブルが仕様変更されて日本で出版されたのは残念です。日本語版の作りのチープさは否めません。

*1980年代、上下巻2冊の日本語版が改訂され、1冊になりました。

モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (10)

さて、「The New Complete Walker」日本語版を手に入れた当時は、アウトドア・バイブルの肝心な“教え”などはそっちのけで、巻末付録のアウトドア・メーカーのメールオーダー・リストを穴が開くほど見て毎日を過ごしていました。夢のような北米のアウトドアライフに思いを馳せる妄想のガイドブックだったわけですね。

それから何度か読み返しているうちに、無駄なカネを使わずにアウトドアを最大限に楽しむノウハウが詰まった書であることを遅ればせながら知ることになりました。「身も心もひどく痛めつけられ、傷ついたときでも、薬の世話にならずに元気を回復できる唯一の妙薬がウォ−キングである」とコリン・フレッチャーは語っています。また、増加するバックパッカーによって自然そのものの存在が危機に瀕していることへの警告やプラスチック用品の使い捨てに関する倫理的規範といった現在でも問題視されていることが既に書かれています。自然保護に関する教えも学ぶことができます。

コリン・フレッチャーがバークリーの老舗アウトドア・ショップ『SKI HUT』のプライベート・ブランド「TRAILWISE/トレイルワイズ」の製品を愛用していたことは知る人ぞ知る話ですが、「The New Complete Walker」の中でもたびたび登場します。日本版の翻訳者、芦沢さんもTRAILWISEを愛用していたと聞きました。学生時代、TRAILWISE製品販売に少なからず携わっていた身としては、TRAILWISEとThe New Complete Walkerは今もセットで脳裏に刻まれています。

モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (5)
モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. The New Complete Walker アウトドアのバイブル コリンフレッチャー (6)
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追悼 JanSport SKIP YOWEL 【ジャンスポーツ】

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モノシリ沼 555nat.com monoshirinuma 1970-1980s アウトドア温故知新 Made in U.S.A. Skip Yowell co-founded JanSport in 1967. Photo: JanSport

Skip Yowel、Murray Pletz、Janice Lewisの3人の仲間で1967年に創設したJanSport 。

創業から中心的な役割を担って来たSkip Yowel氏が69歳で逝去されていました。

バックパッカーに数々の素敵なEquipmentを供給、1970年代のJanSport を牽引したSkip Yowel氏の逝去を悼み心よりご冥福をお祈り致します。

*写真は英文訃報記事の写真を転載しました。©JanSport

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