<< モスの小悪魔テント、シドニー。MOSS TENT SYDNEY | main | FINE ALPINE EQUIPMENTの真髄。The North Face "2M DOME" ノースフェイス『2メータードーム』 >>
MOSS TENT モステントの理想郷 ARCADIA
JUGEMテーマ:スポーツ
『モス・テント(MOSS TENT)』の短命なテントと言えば、次はこの「アルカディア(ARCADIA)」になるのでしょうか?
1984年〜87年頃まで(85年、86年は未確認)のカタログに掲載されているだけ「シドニー(SYDNEY)」より恵まれているのかもしれません。
横から見た形状は「カタツムリ」っぽいユーモラスなデザインで妙に和みます。
吹流し型のデザインは『ステファンソン(STEPHENSON)』 の「ウォームライト(WARMLITE)」の“流れ”でしょうか。
9インチのゴルフバック程の大きさに収まるのですが、その殆どの体積を占めるのは「オプティマム(OPTIMUM)」に使用されたのと同じようなアルミフレームです。
前室のメッシュは最初から取り付けられており、小さなテーブルと椅子を置く事が出来ます。
1980年代初頭に購入した『ヨーレイカ(EUREKA)』の「スペース10(SPASE10)」など、前室ヒサシ全部にメッシュを張る事が出来るのテントは、タープの無い時代(日本では)には羨望のテントでした。
何となく雨の多い季節に張ることが躊躇われ、目止めもせずに保管されていたモス「アルカディア(ARCADIA)」。バーガンディのボトムもウレタンコーティングが劣化する事なく健在です。
天気の良い日に使ってみようかな、と思う今日この頃。
やはり「アルカディア(ARCADIA)」は快晴の青い空の下、天使の様な子供たちと優しく美しい妻・・・・景色の良い草原なんかがお似合いかと思います。
嗚呼、永遠の理想郷はどこにあるのでしょう?
この記事に対するコメント
可愛いお嬢さんが誕生して「理想郷」の生活を過ごしていると思います。
「小悪魔」だと思っていた妻は「魔王」だったし、天使だと思っていた娘達は・・・・・
こんな筈じゃなかったので、もう一度モステントの中を覗いてみます。