モノシリ沼

555Outdoors LAB.
〜モノシリ沼とはモノにハマるとぬけられない?困った沼。そんな沼人たちの1970年代〜80年代 Made in U.S.A. アウトドア用品の温故知新ブログです〜
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< Marmot Mountain Works 究極のオールウェザーパーカー | main | MOSS TENT モステントの理想郷 ARCADIA >>

モスの小悪魔テント、シドニー。MOSS TENT SYDNEY

モステント シドニー 1980年 アウトドア 

 今では日本製の商品にも“名前”が付く時代となりましたが、アメリカ製品には必ずしゃれたネーミングがついていました。

 創業地周辺やナショナルパーク周辺の“地名”や“山”の名前も多かった時代、『モス(MOSS)』はちょっと違うネーミングで購買意欲を誘ったものです。

 そのものズバリのこの「シドニー(SYDNEY)」はオーストラリアのシドニーにある劇場からインスピレーションを感じて作られたのか、作ってみたら似ていたから名付けたのかは分かりませんが、かなり芸術的な?珍しい?MOSSらしいテントです。

 『モス(MOSS)』のテントはデザイン重視の為、張り綱多用しフライシートが縫い目をカバー出来ない等の「弱点」は多いものの、フェラーリ好きに類似するようなファンが多いのが特徴かもしれません。

 見て楽しく、使って楽しいだろうと購入動機はかなりマニア感覚だったかもしれません。

事実、このシドニーで寝たのは数えるほどで、大体は友人が使用しその姿を見て楽しんでいました。色も『モス(MOSS)』には珍しいブルー、ポールは「アンコール」と同じ径を4本使用し最上部はハブを使うことでA字型をつくっていますので、メインポールには過大な負担が掛かります。

 慣れないでセットアップすると破断する危険性もあり、知り合いでポールを折った人もいました。実用には「?」のこのテント、『モス(MOSS)』テントの中では最短命だったのは仕方ない事かもしれません。

 床のデザインはひし形ですので、居住性が良いとは言えませんが、大人2人と荷物を入れるには充分な大きさです。

 最上部に小型の空気口があり、テント後部下はメッシュで開閉できる為、空気が下から上部へスムーズに流れる機能と、張り出した後部フライシートの恩恵で下部開閉口から靴などを外に置くスペースも確保されています。

 テント下部はアンコールと同じナイロンオックスなので、他の『モス(MOSS)』テントのように設営地面を気にしなくても良いのは朗報でした。

 ペグ無しでは自立出来ない、手の掛かる部分もあるものの、他には無い存在感と使って、観て、楽しめる「小悪魔」的な魅力のこの「SYDNY」、実用と保存用に2張りも購入したのを考えるとやはり魔性の魅力があったとしか思えません・・・・・・・

モノシリ沼 555nat.com 1970s-80sアウトドア温故知新 Moss Tent 1980s Sydney モステント・シドニー(3)

モノシリ沼 555nat.com 1970s-80sアウトドア温故知新 Moss Tent 1980s Sydney モステント・シドニー(2)

モノシリ沼 555nat.com 1970s-80sアウトドア温故知新 Moss Tent 1980s Sydney モステント・シドニー(1)

モノシリ沼 555nat.com 1970s-80sアウトドア温故知新 Moss Tent 1980s Sydney モステント・シドニー(4)

にほんブログ村 アウトドアブログ アウトドア用品へ 555nat.com 555nat.comオンラインショップ白猫屋
Moss Tent | permalink | comments(8) | trackbacks(0) | pookmark |

この記事に対するコメント

素晴らしいデザインですよね。
むかし雑誌で見て、なんてスゴイデザインなんだって思いましたよ。
いいなぁ。スゴイ!
本当にいいデザインって飽きがこないんですよね。
つぼちゃん | 2007/06/09 8:13 PM
コメントありがとうございます。
ナイロン製品が多いアウトドア用品は年月を経て朽ち果ててしまうのだろうと思います。
MADE IN USAの気に入った製品をこんなかたちで記録を残すことで見て頂けるのは嬉しい限りです。
懐かしいテントをもっと記録できれば良いのですが、マンション生活になり気軽に出掛ける事が出来なくなりました。
機会があればまとめて写真撮りたいと思っています。
synergyworks | 2007/06/10 10:08 AM
いつも読み逃げですみません。これが見られるとは思っていないものばかりのオンパレード。圧巻です。かって憧れたあの製品、雑誌の中でしか見たことのないこんな製品がここに来れば見られる。楽しみにさせていただいております。
しかし、シドニー。発売中止になってすぐ探したのですが見つからなかったテントです。あっても手が出たかどうか。いいものを見させていただきました。
サン | 2007/06/11 11:53 PM
サンさん、お立ち寄り、コメントまで書いて頂き恐縮です。
1970年代後半、3才年上の兄の影響からバックパッキングに興味を持った世代ですが、高額な商品は高嶺の花でした。
コールマン2バーナー等も今みたいに手軽に買う事はできませんでしたが、現在流通している商品よりもしっかりとしたつくりだったり、東南アジア製になったテントは張り皺が多かったりと「温故知新」の目で物を見る事も必要なのかな、と思う昨今です。
マニア系なのかも知れませんが、少数の方であの時代を共有出来れば嬉しい限りです。
synergyworks | 2007/06/12 9:26 AM
はじめまして。
むかし、京都のアウトドアショップの店内にsydneyが張ってありました。
半額だったのに10万円くらいして、当時の私には全く手が出なかったのを覚えています。無理してでも買っておけば良かったな…
卓袱堂 | 2007/08/29 7:11 PM
卓袱堂さん、コメント頂き恐縮です。
MADE IN USAの製品は全て高額でしたね。
同じ様に無理して購入しておけば・・・・と、何度も思った事があります。
それ以前は高嶺の花で後悔する以前の問題でしたが。
最近の家訓は「迷ったら買う!」です。
それもどうかと思う今日この頃ではあります。
synergy works | 2007/08/29 8:47 PM
初めまして。突然のコメント失礼いたします。
10年前の記事へのコメントですので、ダメ元で質問させて頂きます。Sydneyは、他のmossのテントと同じ様に、いわゆる「moss臭」を発するような劣化は見られるのでしょうか?保管状況にもよるかとは思いますが。
ad_ba | 2017/11/10 6:42 PM
ad_ba さん、お立ち寄り頂き誠にありがとうございます。

御質問に答えさせて頂きます。
SYDNEYが販売されていた頃のテントボトムはナイロンオックス製でした。
SYDNEYは2張り所有しておりますが、同じナイロンオックスボトムのアンコール同様、所謂「モス臭い」臭いは軽微です。
素材のウレタン系防水剤が違う為だと思いますが、特有のべたつきも感じませんので、ナイロンへ変更されて悪名高い「臭い」「べたつき」の2悪になってしまったのでは、と推察します。
synergy wors | 2017/11/17 8:59 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://monoblog.555nat.com/trackback/570229
この記事に対するトラックバック