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経年劣化・・・意外な別れ。Clarks クラークスの終焉
JUGEMテーマ:スポーツ
似合わないのは分かっていたので購入を見送り続けた、デザートブーツやワラビー等で有名な英国シューズブランド、Clarks。
Made in U.S.A.を基本とするモノシリ沼ですが、アメリカで購入したという事でお許し頂きたいと思います。
乾燥した冬を前に靴のメンテナンスをしていた先日の出来ごと、購入後10年以上履いていなかったClarksもブラッシング。健康維持のため最近始めたマンション高層階へ階段で登頂する日々に久し振りにClarks登場も良いのでは、と履いたところ、どうも妙な足裏のソール感触・・・・脱いで見たところ異常なし?
何気なく指でソールを押してみたら何とポッコリと穴が!
一瞬何が起きたのか理解できない光景が目の前にありました。これが巷で聴いた「加水分解」なのかと気を取り直し、妙に感心しつつ、ソールを指でつまむと食パンの耳を千切るほどの力でボロボロとカステラの様に朽ち果てさほど使用感の無い革の靴上部とのアンバランス感でめまいがしました。
同じ年数を経てもメンテナンスさえしっかりしていれば履きやすさと輝きを維持しているトラディッショナル系の靴と見比べ、あまりにも短命だったClarks。
石油由来の原料を素材とする製品の運命とは言え靴だけにあまりにも履かない(儚い)終焉に栄枯盛衰の言葉が脳裏に浮かびます。
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