SOREL CARIBOUの再生
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1981年に購入したSOREL CARIBOUはMADE IN CANADAの文字から既に温かさを感じたものです。。
XCスキーをパックに取り付け、スノーキャンプを楽しむにはSORELは必携でしたが、都内からこのブーツを履いて目的地へ向かうのは気恥ずかしさを拭えず、マイカーを購入してからの出番となりました。
厚みのあるフエルト生地は保温性能に優れ、雪の無いコールドウエザーキャンプでも活躍、ブーツからこのフエルトインナーを取り出し、寒いテント内の室内用でも重宝したものですが、購入から40年を経てインナーを洗った顛末は以前記載した通りです。
アウトドアでの使用よりある意味過酷なベランダの物置に放置されていたSOREL CARIBOU、久しぶりのスキーツアーに同行させるために、以前購入したフエルトインナーと交換。
ちょっと悲しいCHINA製表示に保温性能低下を予感してしまうのはサガと言うものでしょう。
乾燥しきったブーツのレザーにミンクオイルを塗布、革が劣化しちぎれてしまったのも愛おしくインナーブーツを入れ替え、CARIBOUたるブーツ上部のボアが白すぎて恥ずかしいほど、これもCHINA製では仕方ないと諦めるしかありませんが、新旧合体し多少の違和感を感じつつもSOREL CARIBOUに息吹を注ぎ込んでくれました。
堅牢なソールも加水分解することなく健在、購入からもうすぐ半世紀ながら、交換用インナーブーツを供給してくれる企業姿勢に感謝しつつ、真のヘビーデューティーと認めたSOREL CARIBOUを人生終焉まで使い続けたいと思います。