信頼出来るウインターブーツはやはり、SOREL
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スキーシーズン到来(今はスノボーシーズン到来?)、スタッドレスタイヤを装着しチェーンの煩わしさから解放されたため出番の少なくなったスノーブーツですが、備えあれば憂いなしを肝に銘じ倉庫から久し振りに出したSOREL CARIBOU。
最近は数年前に購入したCULUMBIA SPORTSのブーツが同行していたのですが、出掛けに見つからずSOREL CARIBOUを引っ張り出したのが真相です。
厚いウールソックスに登山靴でも冷え切って足踏みをせずには立っていられなかった1970〜80年代のスノーキャンプで、性能の良いウインターブーツの必要性を痛感し評判の高いSORELへ一直線。
SOREL CARIBOUの一番の特徴である白いボアが軟派な印象で購入を躊躇っていたのに1981年、どういう心境の変化で買うことになったのか今となっては思い出す事も出来ません。スノーキャンプは勿論、雪の無い寒い季節のキャンプシーンでもこのSORELは地面からの寒気をシャットアウト、寒い季節に足元の備えは「SORELあれば憂いなし」でした。
ウール製インナーはテント内の内履きでも活躍し実用的で信頼の出来る一足となりましたが、購入から30数年を経て白いボアは薄黒くなっていた為、出発前に洗濯を思いつきました。ウール製インナーを取りだし優しく漬け洗い・・・・・インナーの色と30年分の汚れが浮きだした後に何か白い綿状の物が浮遊、何かと思いすくい上げるとCARIBOUのボアでした。
往年の白いボアに戻すべく手洗いをしているとサクサクと毛が抜け洗濯終了後は実に悲しげな姿に変貌、昔はイケメンだった友人が齢50を超えて久し振りに会ったら貧相に禿げていた!的な驚きでした。
気持ちを切り替え乾ききってカパカパに乾燥した革にたっぷりとオイルを塗り込みなんとか往年のスタイルを取り戻したSOREL CARIBOUは子供たちとの雪合戦に活躍。



知人に貸したCULUMBIA SPORTSのブーツと共に収納しようとしたところ、CULUMBIA SPORTSのブーツからなにやら黒い破片がポロリ、何か分からないプラスティック状の破片はCULUMBIA SPORTSのブーツ先端が劣化し大きくひび割れした破片でした。
30数年前のSOREL CARIBOUは経年で禿げたものの性能は何ら変わらず、翻って数年前に購入し使用数回のCULUMBIA SPORTSはソールの減りも無い美しい外観のまま崩壊。
歴史に裏打ちされた製品と実績の無い製品との優劣が如実に表れた結果は銀座のクラブの熟女と安いキャバクラ嬢との違いほどの差があるのではないでしょうか。
信頼出来る製品とは何か、新しい物が良いとはならないところがIT製品とは違うアウトドア製品の奥深さなのでしょう。


