Mother Karen's XCスキーの思い出
83%ダクロン・17%コットンの生地、「Salt Lake City Utah USA」と誇らしげな出生タグ・・・・1979年購入の『Mother Karen's/マザー・カレン』のプルオーバー。
なんの変哲も無いデザインながら妙に購買意欲をそそられたものです。
The North Face ノースフェイス『オーバルインテンション』をJanSport ジャンスポーツ『D2』などのフレームパックに括り付け、スノーキャンプでXCスキーを楽しんでいた当時、なぜかXCスキーにはこれを着なくては、と思っていました。
スキーは勿論「トラック社」のノーワックス、靴はどこのメーカーだったのか思い出せませんが、坂道を直登出来るXCスキーは衝撃的でした。
プルオーバーにカンガルーポケット(古い!?)、色はNAVY×RED、当時の日本製品には無いカラーリングとデザイン、そして「マザー・カレン」の名前に外国を感じたものです。
今思えばベンチレーターも無く、保温性も期待できない製品なのですが、アンダーにポリプロピレンを着用、零下20度のキャンプで雪原を元気に走り回っていたあの頃が妙に懐かしく思い出されるのは、齢50になるからでしょうか?