モノシリ沼

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〜モノシリ沼とはモノにハマるとぬけられない?困った沼。そんな沼人たちの1970年代〜80年代 Made in U.S.A. アウトドア用品の温故知新ブログです〜
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SYNERGY WORKS 完成されたデザイン DAMN PARKA の秘密

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「We Make It Best Or We Don’t Make It At All」のキャッチフレーズと共に名だたるアウトドアメーカーを凌駕するParkaを送り出したSYNERGY WORKS、1971年 255-4Th Street Suite 103 Oakland CA94607で産声を上げました。

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本国では「DAMN PARKA」の名称でしたが、日本では何故かGore-Texレインパーカ「SUPER PARKA」として代理店のダイエー貿易・ザ スポーツが1978年に販売。

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3レイヤーGore-Texを立体裁断、顔の動きに追従するフードはドローコードを引くだけでしっかりとしたひさしを形成し悪天候時には化繊マスクが装着される本格仕様、またフードを使用しない時はロール状に巻き込みベルクロで固定出来る優れたデザイン。

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左胸の縦型ポケットと背中のポケットはジッパーで開閉、ジッパーを覆うフラップは二重、大型のハンドウォーマー付きフラップポケットにはハンドウォーマーの名に恥じない化繊インナーが付属。

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特徴的なアンダーアームベンチレーションはどのメーカーよりも長いジッパーが装着され、SYNRGY WORKSが推奨する同社のパイルジャケットのベンチレーションと連動し不快な蒸れを放出、アームを内側に入れることでベストに変化します。

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初期型の裏地の付かないDAMN PARKAには無かったパーカの背部下に付いた20冂のベルクロの付いた開閉口、説明が無いといったい何のための開閉口なのか不思議な仕様なのですが、この開閉口を開きパーカを裏返しに引き出すことで縫い目の裏から目止めをする事が出来ます。これはGore-Texの縫い目を塞ぐシームテープが開発される以前のGore製品の縫い目は、生地表面の縫い目にシームシラー等の目止めが一般的だった時代に於いて、見栄えの悪い接着剤が縫い目に付着するのを防ぐ為の親切設計。機能美と呼べる完成されたデザインのパーカを目止め剤で損なわれないようにとの創業者Daniel ShurmanのDAMN PARKAへの思いが伝わります。
「The Best Damn Parka In The World」・・・・・We Make It Best Or We Don’t Make It At All・・・・・

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Synergy Works シナジーワークス社の変遷。1982年カタログ

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1970年代、革新的なPARKAとPACKを世に送り出したSYNERGY WORKS(シナジーワークス)社。

NORTH FACE(ノースフェイス)社やSIERRA DESIGNS(シェラデザイン)社と同じカリフォルニアで創業。その製品の輝きとは裏腹にブランドとしてはあまりにも短い期間で終焉を迎えてしまったために、ご存じない方が大半なのが残念でなりません。

1970年代にSYNERGYのPARKAは“ファイナリーデザイン”と評され、生地も用途によって「ベンタイル・コットン」、「GORE−TEX(ゴアテックス)」、「ナイロン」を使用。アンダーウェアの素材に「パイル」、「ベイパーバリヤーライナー」の採用と、当時としては最先端のブランドでした。

1970年代中ごろに発表された「Xフレーム パック」の広告は「THE ROLLS-ROYCE OF BACK PACKS」と広告されており、1980年代に日本に紹介されたGREGORY(グレゴリー)の宣伝文句「パックのロールスロイス」はSYNERGYからの借用だったのかもしれません。
経営上の問題でPARKAから撤退後は創業地から移動しブランド名も「SYNERGY SYSTEM」に変更され、製造されていたパック数種ですが、この時期でモノクロのカタログはSYNERGYの苦境を感じ淋しいものでした。
極東の日本からのカタログ請求にも応じてくれたのに、オーダーもしなかった事が申し訳なく複雑な思いの詰まったカタログですが、このモノシリ沼で“SYNERGY WORKS”のサインネームを使うのがせめてもの償いかもしれません。

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1970s Synergyworks シナジーワークス・トップローディング・パック

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 アメリカのアウトドアメーカーの多くがそうであったように、『シナジーワークス(Synergy Works)』も、友だちのために手仕事でレインパーカを作り始めたのがスタートである。『アーリーウィンタース』社、『マーモットマウンテンワークス』 社と並び、ゴアテックス素材を最初に採用したメーカーとしても知られている。

 しかし、Synergy Worksは一般的なアウトドア用品メーカーとはちょっと違う。ユーザー個々のニーズに合わせた製品を注文製造するオーダーメイド・ショップと言ったほう がいいだろう。大量生産、販売本位の価格設定などによる品質低下と製品の画一化を嫌い、あくまでユーザー本位の製品作りに専念していた。今思うと頼もしい ブランドだった。そんな頑固な製品作りの姿勢が反映されてか、Synergy Works製品に出会うことはめったにないのが残念なところだ。

 今回紹介するトップローディングのインナーフレームパックも、そんなSynergy Worksの特別注文品だったと思われる。
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 もちろんSynergy Worksのパテント、「Xフレーム」システムである。緩やかにS字カーブを描くエアクラフト用アルミ・プレートが2本。パック内部でX型に交差している 構造である。内蔵Xフレームが作り出す緩やかなカーブ。パックと背中にあたるメッシュ部分に大きなクリアランスが生まれ、通気性は抜群だ。また、アルミ・ プレートのほど良い“しなり”が背負い具合を驚くほど快適で軽くしてくれる。ウェストベルトやショルダーベルトはもちろん、各部にアジャスター機能が付い ており、細かなフィッティングも可能だ。

 オーダーメイドパックとはいえ、1970年初頭、すでにSynergy Worksでは優れたインナーフレームパックのシステムが完成されていた。

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 Synergy Worksパックのもうひとつの特徴。「モデュラーポケット」。このパックにも装備されている。ミリタリー・スペックの1ウェイ・オープン"Pull The Dot"スナップ(一方向からでしかスナップが取り外せないシステムのドットボタン)で取り付けられた、脱着可能のポケットシステムだ。サイズ違いのポケットが二種類。Synergy Worksのパックであれば、他の種類のパックでも共通使用ができる。

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 30数年を経たオールドスクールなデザインではあるが、製品の細部にいくつものアイディアや試行錯誤の成果が発見できる。

 大量生産、多品目の現代にあって、1970年代初頭に作られたSynergy Worksのパックを通して見えてくるアイディアと創意工夫に満ちた道具づくりの精神を今一度見直したいものである。

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EXTREMEの元祖 SYNERGY WORKS シナジーワークス GORE-TEX PARKA ゴアテックス・パーカ

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 防水素材がハイパロンやゴム引きしか無い時代、海の彼方では常識を超える素材が開発されていました。水は通さないが蒸気は通す、相反するかに見える夢の様な素材・・・「GORE-TEX(ゴアテックス)」。第一世代のGORE-TEXは「通気性」が売り物でもありました。口を付けて息を吹き込むと、生地を通して息が抜けるのが分かったものです。

 その後、通気性はヒートロスにもつながるため、「透湿性」に進化し第二世代、第三世代と確実に進化し現在に至っています。

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 その第一世代のGORE-TEXをいち早く採用、究極のデザインを世に出したのがこの『SYNERGY WORKS(シナジーワークス)』社でした。

 まだ、縫製箇所から水漏れを無くす為の「シームテープ」が製品化されていない時代(1970年代)、いかに縫い目を少なくするかがデザイン上の大きな問題だったわけですが、「蒸れにくい」GORE-TEXでも決して蒸れが100パーセント解決した訳では無く、活動時の自身の汗によるヒートロスは体温を低下させ極地では命に関わる問題でした。

 他社はGORE-TEXの性能を過大評価して宣伝に使っている中、『SYNERGY WORKS』社は思い切ったデザインと、着用するインナーとの組み合わせでこの難題の解決に答えを出しました。

 それは・・・・地肌にはウールのインナーを、その上に「ベイパーバリアライナー(ナイロン素材で汗を外に出さない)」を、その上に速乾性に優れた「パイルジャケット」を・・・・そして、外からの風雨を凌ぎ内部からの蒸気を逃がす3レイヤー「GORE-TEX SUPER PARKA」を。

 思い切ったアンダーアームジッパーの長さは雨には不利ですが、インナーのパイルジャケットのアンダーアームジッパーと連動させ、積極的に「蒸れ」を逃がす方法が考えられていました。
フードデザインも被った時に一番性能を発揮するデザインにした為、フードを被らない時に少々収まりが悪いのもまさに“EXTREME”の証です。

 暴風雨から守る為のフェルト製の「フェイスガード」は性能重視過ぎて無骨な感じを与えますが、この着用がパーカー内部に風雨を入れない高度な性能である事は、そんな状況下になってみた時に初めて認識する事になるでしょう。

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 「ハンドウォーマー」にも同素材が使われ、着脱も可能。
ポケットはグローブをしたままでも開け閉めし易い形状のフラップポケット。内部の小物が飛び出さない様、入り口が折れ曲がる工夫も忘れてはいません。

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 この様に完成された製品にのみ付ける事が許される、『SYNERGY WORKS』社のセンスの良いデザインのオークランドロゴのタグ。

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 『SYNERGY WORKS』とは素材とデザインを両立させ、互いの素材の特性を最大限生かす組み合わせで完成されたレイヤードシステムを作り出すべくして産まれた社名だったのだと、このパーカーとの出会いから30年経って改めて感じています。


(Copyright 2008 モノシリ沼王 Monoshirinuma 555nat.com)
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幻のSYNERGY WORKS シナジーワークス POLARGUARD PARKA ポーラガード・パーカ

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 1970年代後半、少量が輸入されたものの、殆どの人は現物を見ることさえ無かったアウトドアブランド『シナジー・ワークス(Synergy Works)』 (写真/ネームタグ)。前出のSynergy Works「スーパー・パーカ(Super Parka)」は30年近く前に、銀座「好日山荘」で取り扱いされており、試着した事もありましたが、今回紹介するこの「ポーラーガード・パーカ(Polarguard Parka)」(写真◆砲和減澆修里發里知られていませんでした。

 縁あって手元に届いたこの「ポーラーガード・パーカ」、仕様は「スーパー・パーカ」そのままに、10オンス程のポーラーガードをインナーに、完成された究極のインサレーション・パーカと言っても良いでしょう。

 ポーラーガードは濡れに弱いダウンとは違い、自重の数パーセントしか水分を吸収しないので、濡れても絞れば保温性が回復する特性があります。薄い化学繊維もありますが、ポーラーガードの厚みは保温されていると言う安心感を与えてくれる効果もあり、最近では『ゴーライト(GO=LIGHT)』社がインナーに採用していることからも性能の高さが証明されている素材です。
驚くほどの長さのアーム・ベンチレーター(写真)は保温材を封入したジャケットでは見たことが無く、身体から放出される汗の対策である換気に有効なのは明らかです。

 ポーラーガードを最小の縫い目で止める事でヒートロスを無くし、暴風雨をシャットアウトするフエルト製のフェイスガードは鼻の形状にフィットさせる金属が内蔵され完成度の高い信頼出来るパーツです同じ素材で作られたハンドウオーマーはポケットにベルクロで着脱可能、ポケットにポーラーガードが封入しているのに加え凍えた手を温めてくれる優れもの(写真ぁ法
『シナジー・ワークス』オリジナルデザインのフード庇部もドローコードで簡単に形成され、簡易なストッパーながら確実にホールドされる事に驚かされます。
 フードは使わない時は折りたたみ襟内側にベルクロで留める事ができる仕掛け(写真ァ法
ウエスト部のドローコードはゴム製で身体の動きにフィットさせる効果があり、左胸と背中には立てにジッパー付きのポケット仕様(写真Α法

 見た目はさっぱりした仕上げながら、『シナジー・ワークス』の製品作りに対する姿勢「ベストなものを作るかまたはまったく作らないか、このどちらかしか私達にはない」(メンズクラブ筆)と断言する企業姿勢こそ、昨今の物づくりに希薄になった大事なことだと思われます。
まさに温故知新に相応しい幻のブランド、製品と言えるでしょう。
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Synergy Works シナジーワークス X-Pedition Pack

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 今でこそ当たり前のフレーム内蔵式パックですが、1970年代のフレームパック全盛時代にすでにアルミ製のインナーフレームを内蔵したユニークなパックがありました。
究極のパーカーを世に送り出した、知る人ぞ知るブランド『シナジーワークス(Synergy Works)』の「X-Pedition Pack」です。

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 約3,600立方インチの本体に「モデュラーポケット」と言う小型のポケットを外側に最大6個まで取り付ける事が出来ます。この取り付け方法がユニークで、ドットボタン4個で取り付け、取り外しが出来るのですが、このドットボタンは一箇所が変形しており普通にはずす事は出来ません。

 どこかに引っ掛けてしまったり、ポケットに詰めた物の重みで外れてしまったりしない為に採用したボタンは、決められた一箇所を引っ張る事でのみ外れる仕組みになっています。

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 “X”にクロスした軽量アルミ板は詰め込んだEquipmentを背中に当たらないようにするのと、背負い心地の向上に役立っています。

 本体生地もナイロン製が多い時代にコーデュラナイロンを採用。他社製品との作りの違いを感じずにはいられませんが、今見るとちょっとチープなウェストベルトの構造が30年前の時代を感じさせます。

 その後『シナジーワークス』は創業地のカリフォルニア州オークランドを離れ、パーカー類の製造から手を引き数種類のパックを作っていましたが、いつしか人々の記憶からも消えてしまったのは誠に残念です。

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Synergy Works シナジー・ワークス 究極のベンタイルコットンパーカー

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 1970年代に登場するシナジー・ワークス(SYNERGY WORKS)社はゴアテックス(GORE-TEX)素材で初めてダウン製品を作ったマーモット・マウンテンワークス(Marmot Mountain Works)社(コロラド州グランドジャンクション) やテント、パーカー類を製作したアーリー・ウィンタース(Early Winters)社(ワシントン州シアトル)に次ぐ、カリフォルニア州オークランドで創業するアウトドア用品のブランドですが、今見ても完成されたデザインは美しさを感じずにはいられません。

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 ベルクロで折りたたみ出来るフード、立体的なフードはひさし状になり視界を妨げません。強い風雨の場合はベルクロで装着出来るマスクまで取り付ける事が出来る仕様。入れた物が飛び出さないフラップ付きのカーゴポケットやフェルト付きのハンドウォーマー付きポケット。アンダーアームベンチレーションは通気性の確保とこのパーカーをベストスタイルに使用するのに役立ちます。

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 このパーカーを快適に使用する為にはアンダーウェアの上にナイロンタフタの「ベイパーバリアシャツ」、その上に「パイルジャケット」を着用し運動時の発汗による蒸れを解消させるシステムになっていました。

 発売当時「通気性」が売り物のGORE-TEXでしたが、その性能に過信した商品が多く作られる中で、GORE-TEXだけに頼らない製品作りをしていた姿勢に驚きます。

 1970年代中頃に日本に少量入ってきたシナジー・ワークス(SYNERGY WORKS)製品ですが、発売当時3種類の素材が販売されていました。「ゴアテックス(GORE-TEX)」¥53,000、「ナイロンタフタ」¥43,000、ベンタイル・コットン(VENTILE COTTON)¥68,000と、当時の価格は高額です。

 写真の製品はVENTILE COTTON素材でアンダーベンチレーションが無いタイプ。多分、ベンタイル・コットンはGORE-TEX素材より「通気性」が良かったため取り付けられなかったと推察します。

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