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魂のフォールディングナイフVS実用的なアーミーナイフ

08ナイフ-1WILDERNESSに出るときにはどちらを持って行くべきか・・・・・な〜んて荒野へ行くわけでも無いのに真剣に考えていた頃を懐かしく思い出します。
バックパッキングの洗礼を受けた頃、欲しかったのは『ビクトリノックス』社のアーミーナイフでした。
このアーミーナイフも『ビクトリノックス』社か『ウェンガー』社の2派に分かれて優劣を話し合ったもので08ナイフ-2す。
物好きとしては初めて知ったアーミーナイフが『ビクトリノックス』だった事、創業が早かった事、マークが格好良かった事などから、見てお分かりの通り『ビクトリノックス』信奉者でした。

その会社の旗艦モデルを買う事がその会社のレベルを知る近道なのですが、アーミーナイフではそうは08ナイフ-3行きませんでした。
有名な「チャンピオン」は持つには幅があり過ぎ、ラーメンの全部入り!みたいなデザインがどうしても好きになれず、何故かネーミングに惹かれる傾向もあり選んだモデルが「EXPLORER]。
兄が初任給でプレゼントしてくれた嬉しさを昨日の事の様に思い出します。
基本的なツールを持つ「クライマ08ナイフ-4ー」に何を足すか、でこのナイフを持つ人の嗜好が分かるのも面白いところです。
都会生活でも重宝するハサミはバネが折れやすい欠点はあるものの、フォールディングには無い細かいツールが魅力的です。

しかし・・・何故か幼い頃より刃物等の光物に魅かれた身としてのナイフの魅力は断然フォールディン08ナイフ-5グナイフ系に軍配が上がります。
コレクターではありませんが、気付いてみればこの本数・・・・・
最近価格高騰の「R..W.LOVELESS」はこのダブルヌードの刻印が無ければ購入していないと思いますが、10代の頃に雑誌で見たアウトドアグッズに憧れてしまうのは鳥の雛の「刷り込み」と同じ様です。

荒野に行く夢を抱きつつ使う事も無いフォールディングナイフと、結構気軽に出番の多い実用的なアーミーナイフは、作り手の魂がこもった日本刀とボンナイフ(古い!)の様に似て非なるものなのかも知れません。 - モノシリ沼王
モノシリ沼王(synergyworks) * ナイフ 70-80s * 22:51 * comments(0) * trackbacks(0)

SIERRA DESIGNS 「NIMBUS」の洗濯

ニンバス-1 1979年製造の『SIERRA DESIGNS』社スリーピングバッグCLOUDシリーズの旗艦モデル「NIMBUS」。
羽毛の質、縫製技術等のクオリティの高さは当時の厳冬期スリーピングバックの中でも秀でた存在でした。当時、日本での販売価格は230,000円!とこれまた最高峰に相応しいプライスには驚かされましたが、各ブランドの最高技術の集大成である厳冬期モデルの相場でもありました。
このスリーピングバックを『JANSPORT』社「D-2」のフレーム下部に取り付けて分かったのはスタッフバックに入れても尚大ニンバス-2 き過ぎると言う驚き。快適な眠りを約束してくれるものの持て余し気味だった事を懐かしく思い出します。

かれこれ30年も経過した汚れを落とそうと一念発起。乾燥したこれからの季節(晩秋)は羽毛製品を洗濯するには格好の季節です。「が!」このクラスの洗濯は相当の気合と体力を必要とします。
ニンバス-3 いつも思うのはダウンクリーナーを入れたバスタブに製品を浸し、水分を含み見るも無残にペッタンコになった姿に「あ〜、本当にこれが元通りになるのかな?」と言う不安。しかし、一度洗濯液に浸けてしまったら後戻りは出来ません。

●丁寧に手で押し洗いを繰り返します。
●事前に汚れ等の染みはスポットニンバス-4洗浄しておくときれいに仕上がります。
●油汚れがあった場合、通常の洗濯に使う「ザウト」がお勧め。
●強い洗剤は羽毛の油分も取ってしまうので「不可」ですが、染み程度に使うには経験上問題は無いようです。
●たっぷりと空気を含んだ高品質の羽毛を浸すには相当の体力が必要ですが、それはフィルパワーニンバス-5が大きい証明と諦めましょう。(質の悪い、若しくは羽毛の量が少ない程、楽です)
●このクラスのスリーピングバックが水に浸るとその重量は20キロ以上にもなります。
●その重みが縫い目に加わるとバッフルが裂けてしまい後悔することになりますので、ここは一番慎重に進めます。
●バスタブの栓を抜く前に(ここがニンバス-6肝心です)籠状のもので製品を掬い取ります。
●最適な方法はスーパー等にある買い物籠を使用する事です。(勝手に持ち帰るのはいけません、ジャスコ等で安価に売っていますので、買いましょう)
●縫い目に力が加わらない様に細心の注意をはらって籠に入れた後、バスタブの栓を抜きます。
●そーっと上から押す事で余分なニンバス-7水分はカゴの隙間から抜けていきます。
●その後、きれいなお湯で濯ぎを2〜3度同じ要領で繰り返すと体力も限界。
●羽毛は一箇所に固まり、これが元通りになるんかいな!?と半ば諦めモードのなか、見るも無残なスリーピングバッグを干し場へと運びます。
●今の季節なら半日程で生地がニンバス-8乾き始めるので足繁く通い固まった羽毛をたたき解します。

これを何度も繰り返すわけですが、製品を慈しむ愛情は通った数と比例、羽毛はロフト回復し愛情に答えてくれます。
2日〜3日で新品同様に回復、美しく膨らんだ形状と寝心地はまさにCLOUD(雲)の中で寝ているような心地良さで洗濯後の筋肉痛をニンバス-9優しく癒してくれるでしょう。
モノシリ沼王(synergyworks) * Sierra sbg 70s-80s * 00:13 * comments(0) * trackbacks(0)

アメリカアウトドアの聖地 Berkeley

mmw_store2年ぶり、今回は家族4人!でのアメリカ3州、2,255マイル(3,629キロメートル)走行の旅の途中、YOSEMITE(ヨセミテ)からサンフランシスコ→ロサンゼルスへ向かうフリーウエーを間違え降りたところは懐かしのBerkeley(バークレー)。
アウトドアの店には何の興味もない家族に「聖地Berkeley」に立ち寄りたいとはとても言い出せなかった身としては、この路間違いも確信犯的な行動と思われていました。

サンフランシスコを背に街の中心部であるユニバーシティAVEの端、TAKARA酒造の工場前には60/40で有名な『SIERRA DESIGNS』(シェラデザイン)があるはず・・・・・・えっ!?無い??しかも更地になっていた様子、と言うのも走行中なのでちゃんと確認は出来ませんでしたが。
このユニバーシティAVEにはバックパッカーには有名な『SKI HUT』(スキーハット)もありました。
1984年に訪れた時には健在でしたが、今はその場所すら分かりません。

このバークレーはUCバークレー校を中心とした学生の街ですが、かつてはGILMAN ST と5TH AVEの角に「SIERRA PARKA(シェラパーカ)」や「OVAL INTENTION(オーバル・インテンション)」で有名な『THE NORTH FACE』(ノースフェイス)の工場、本社、アウトレット。                                        『SIERRA DESIGNS』、『Marmot Mountain Works』等のリテイルショップ(直営店)があり、『REI』や『ネーチャーカンパニー』、『グラナイトスティンァウェイ』、『ヤンクス』と言った店舗、近郊のオークランドには『Synergy Works』等があり、まさに聖地でした。
『シェラデザイン』も『ノースフェイス』も町外れにアウトレットや工場があり、この青空の下、この空気の中であの名品が誕生したのかと、わくわくしながら訪れた1980年代初頭、レンタカーなど借りるお金も無く、全店徒歩でしたので、気力、体力、探究心、全てに充実していたのだと思います。
やはりUCバークレー校の正門から始まるテレグラフAVEには『ノースフェイス』の直営店があり、何度も通ったものでした。
その懐かしい店舗も今は無く、『ノースフェイス』はサンフランシスコのユニオンスクェアの一等地に店を構え、そこはアパレルの一流店と肩を並べる好立地。
ロサンゼルスではあのビバリーヒルズ、ロデオドライブに店があるという、昔では考えられないブランドとなっているのには驚きます。
そんなこんなが、脳裏を横切りながら走っていると懐かしい通りの名前、ADELINE STの標識。
そう、この路を暫く走ると左側には・・・・・『Marmot Mountain Works』!
呆れ顔の家族を車内に残し、更に15分だけの約束(涙)で店内に走りました。
地図を見ながらひたすら歩きたどり着いた24年前の感動をしみじみ思い出す余裕も無く、昔ロシア正教会だったという特徴的な外観のまま、この店は当時と変わらぬまま健在でした。
店内は・・・・・『MARMOT』の製品を中心に『アークテリックス』、『PATAGONIA』、その他混在。
何時間も掛けてGORE−TEXのスリーピングバッグを吟味し購入した場所もそのままではありましたが、15分の滞在では感傷に浸る暇などまったく無くタイムアップ!
もっとバークレーを堪能すれば良かったと思うのは日本に帰国後・・・地図を眺めては溜息の出る今日この頃であります。
MADE IN USA華やかなあの頃を想う旅はやはり一人でゆっくりと、が理想のようです。
モノシリ沼王(synergyworks) * USAアウトドアの聖地 * 08:12 * comments(0) * trackbacks(0)

EXTREMEの元祖 SYNERGY WORKS GORE-TEX PARKA

synergy_g-parka-1防水素材がハイパロンやゴム引きしか無い時代、海の彼方では常識を超える素材が開発されていました。
水は通さないが蒸気は通す、相反するかに見える夢の様な素材・・・「GORE-TEX(ゴアテックス)」。
第一世代のGORE-TEXは「通気性」が売り物でもありました。
口を付けて息を吹き込むと、生地を通して息が抜けるのが分かったものです。
その後、通気性はヒートロスにもつながるため、「透湿性」に進化し第二世代、第三世代と確実に進化し現在に至っています。

その第一世代のGORE-TEXをいち早く採用、究極のデザインを世に出したのがこの『SYNERGY WORKS(シナジーワークス)』社synergy_g-parka-2でした。
まだ、縫製箇所から水漏れを無くす為の「シームテープ」が製品化されていない時代(1970年代)、いかに縫い目を少なくするかがデザイン上の大きな問題だったわけですが、「蒸れにくい」GORE-TEXでも決して蒸れが100パーセント解決した訳では無く、活動時の自身の汗によるヒートロスは体温を低下させ極地では命に関わる問synergy_g-parka-3題でした。
他社はGORE-TEXの性能を過大評価して宣伝に使っている中、『SYNERGY WORKS』社は思い切ったデザインと、着用するインナーとの組み合わせでこの難題の解決に答えを出しました。

それは・・・・地肌にはウールのインナーを、その上に「ベイパーバリアライナー(ナイロン素材で汗を外synergy_g-parka-4に出さない)」を、その上に速乾性に優れた「パイルジャケット」を・・・・そして、外からの風雨を凌ぎ内部からの蒸気を逃がす3レイヤー「GORE-TEX SUPER PARKA」を。
思い切ったアンダーアームジッパーの長さは雨には不利ですが、インナーのパイルジャケットのアンダーアームジッパーと連動させ、積極的に「蒸れ」を逃がす方法が考synergy_g-parka-5えられていました。

フードデザインも被った時に一番性能を発揮するデザインにした為、フードを被らない時に少々収まりが悪いのもまさに“EXTREME”の証です。

暴風雨から守る為のフェルト製の「フェイスガード」は性能重視過ぎて無骨な感じを与えますが、この着用がパーカー内部に風雨を入れない高度な性能である事は、そんな状況下になってみた時に初めて認識する事になるでしょう。

「ハンドウォーマー」にも同素材が使われ、着脱も可能。

ポケットはグローブをしたままでも開け閉めし易い形状のフラップポケット。内部の小物が飛び出さない様、入り口が折れ曲がる工夫も忘れてはいません。

この様に完成された製品にのみ付ける事が許される、『SYNERGY WORKS』社のセンスの良いデザインのオークランドロゴのタグ。

『SYNERGY WORKS』とは素材とデザインを両立させ、互いの素材の特性を最大限生かす組み合わせで完成されたレイヤードシステムを作り出すべくして産まれた社名だったのだと、このパーカーとの出会いから30年経って改めて感じています。

(Copyright 2008 モノシリ沼王 Monoshirinuma 555nat.com)

★★★モノシリ沼の偏り情報無断掲載禁止。オークション出品古着業者の方など、モノシリ沼情報を参考にする際はご一報くださいますようお願いします。
モノシリ沼王(synergyworks) * Synergy jkt 70s-80s * 14:00 * comments(0) * trackbacks(0)

JANSPORT MOUNTAIN SPIRIT-1 ソフトな本格パック

janmtnsprt-1_11970年後半、インナーパックの端境期に登場したのがこのJANSPORT "MOUNTAIN SPIRIT-1"(マウンテンスピリット1)。43リットル、コーデュラナイロン製、各種パッチは上質の牛皮。ダウラギリシリーズと同じ「JS」の刻印入りの大きな皮パッチがジャンスポーツの本格仕様を主張しています。

このパックはバックカントリースキーツアー等に適した仕様、両サイjanmtnsprt-1_2
ドにXCスキー等を留める事が出来ます。
逆U字型のパック入り口はジッパーをナイロンで覆われ、そのナイロンを噛まない様に内部にコードが通してあります。
このデザインはJANSPORTの代表的なテント、『TRAIL DOME』(トレイルドーム)に採用されたすぐれもの。
30年近い年月を経ても良質の皮janmtnsprt-1_3
は劣化する事もありません。

また、コーデュラナイロンはウレタンコーティングとの相性が良い為か剥離する事無く現在に至っています。

背負い心地は最近のゴテゴテとしたパックとは大違い、シンプルなショルダーパッド、ウエストパックは軽量のアルミにJANSPORTの刻印が押され、取り付け外すのもシンプルでありながら堅牢、確実。
まさにシンプルイズベストとは何かを思い出させてくれるパックです。
janmtnsprt-1_4
モノシリ沼王(synergyworks) * JanSport 70s-80s * 13:45 * comments(0) * trackbacks(0)
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